「ミニマリスト」ってなんかかっこいいよね。
自分もなりたいけど、そもそも「ミニマリスト」ってどうやったらなれるの?
「ミニマリスト」という言葉、よく耳にするかもしれません。
「何も家具を置いていない部屋」「着る服は決まっている」「持ち物はポケットに入る分だけ」。こんなイメージが強いかもしれません。
でも実は、そこまで極端にモノを減らさなくても、「ミニマリスト」にはなれるんですよ。
詳しく説明しますね。
「ミニマリスト」とは
持ち物をできるだけ減らして、「必要最小限のものしか持たない人」のことを言います。
よく勘違いしやすいのは、クレイジーなくらい物を持たない人という意味ではないということです。
ミニマリストの中にも、たくさんモノを持っている人もいます。
基準は、「その人にとって必要最小限」であって、「周りが決めるもの」ではないということです。
まぁ、マジでモノを持っていない人の方が、何かと「ミニマリスト」として有名にはなりますね。
基準は自分です。
「ミニマリスト」になるメリット
これはやっぱり、身軽になることですね。
モノがなくなると、物理的に軽くなりますよね。
例えば旅行に行く時、持っていく荷物を必要最小限で済ませることができるようになれば、移動中や持ち運びの際、楽になりますよね。
あとは、頭の中も軽くなります。
ものをたくさんもっていれば、あなたの頭の中にはそのモノに関する情報がたくさん残っています。
たとえばバッグを持っていたとします。
「何年か前に買ったあのバッグは、色はピンクで、確か二千円くらいで買ったやつで、自分の部屋の2段目の引き出しに入っていたはず」というバッグに関する記憶
バッグ一つで、こんなにも情報がくっついてきます。
他にもあなたは何百、何千というモノを持っているので、こういった情報がたくさん頭にあります。
そう思うとゾッとしませんか?
ではこのバッグを手放した場合どうなるか?
色とか値段とかしまった場所とか、全部頭の中から消えますよね。
つまり物理的だけでなく、頭の中も軽くなります。
パソコンをイメージしてもらえると、分かりやすいですね。
パソコンのハードディスクに、無駄な使わない情報を溜め込みまくっていれば、容量がいっぱいになって、パソコンの動作が遅くなってしまいますよね。
人間もこれと同じで、いらない情報があればあるほど、パフォーマンスが下がります。
これを防ぐためにも、ミニマリストになるべきですね。
「ミニマリストになる」ための具体的なステップ

じゃあ、どうやってミニマリストになるか?
それは、自分に必要なものを見極める力をつけることです。
そのためにも、まずはやっぱりモノを捨てることですね。
一回捨ててみることで、自分に必要か必要じゃないかがわかります。
でもいきなり部屋にあるものすべてを捨てるのは無理でしょうから、まずは「明らかにいらないモノ」を捨てることに集中してみましょう。
STEP1:ゴミ同然のもの
・ただのゴミ
・どうでもいい郵便物、チラシ
・読まない本
こんなところですね。
・まずはただのお菓子のゴミとか、部屋を汚しているものは即刻捨てましょう。
・一方的に送られてくる、どうでもいい郵便物も即刻捨てましょう。
・どうせ勉強しないくせに買った英語学習の本も捨てましょう。
これだけでもちょっとは片付くでしょう。
あなたにとって何も意味をなさないものですから、迷わず捨ててください。
STEP2:書類・本
・だいぶ前の仕事の書類
・健康診断の結果
・大学のプリント
ぶっちゃけ「大事な契約書以外」の書類は全て捨てるべきです。
でもとっておきたい書類もあると思います。
そんなときは「スキャナー」を使って、データ化しちゃいましょう。
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スキャナーのレンタルもあるよ
自分の中で一番買ってよかったものだと思ってますね。
ミニマリストになるためには必須のアイテムだと思ってます。
あなたも速攻でミニマリストになりたいなら用意するべきですね。
あとは本。
本は特に場所を占領します。
特に漫画なんかは本当に場所を取りますね。
捨てましょう。
ぶっちゃけ漫画なんて、漫画喫茶いけばすぐ読めます。しかも何百、何千というタイトルが。
家で読むメリットとか、あまりない気がします。
自分も学生の頃は、何百冊と部屋にありましたが、思い切って捨てました。また読みたいと思ったことなんてないですね。
あとは自己啓発本とか、学習系の本。
この手の本も思い切って捨てましょう。
また読みたくなったら買えばいいんです。
自分も何十冊も自己啓発本を持っていましたが、全部処分しました。これも漫画と同様、また読みたくなった本はほとんどありませんでした。
実際そんなもんなんですよね。
STEP3(中級):テレビを捨てる
これは、いきなりは難しいかもしれませんね。
自分もテレビは手放すまで時間がかかりました。
でもテレビを手放すメリットは大きいです。
テレビを捨てることで、テレビ台、レコーダー、ゲーム機、ごちゃごちゃするケーブル、これらを一気になくすことができるからです。
部屋が一気にすっきりします。
そしてテレビから入る、無駄な情報ともおさらばできます。
テレビの情報なんて、ほぼ役に立たないものばかりです。
だらだらテレビを見続けて後悔することありませんか?
しょせん後悔するようなものなんです。
やる価値は十分ありますよ。
現にミニマリストと呼ばれている人たちは、たいがいテレビを手放しています。
みんな結論として、テレビは無駄と言っていますね。テレビの情報なんて、なくても全然困らないんですよね。
いやいや、友達とテレビの会話ができなくなっちゃうじゃん!
っていう批判が来るかもしれませんが、テレビの話がなくなるだけで困るような関係なんていらなくないですか?
その程度の友達だったということで、むしろ切るべきだと思いますよ。
テレビなんて無くても、スマホで同じくらい情報手に入りますから。
ちなみにおすすめの捨て方としては、「引っ越しのタイミングで捨てる」ことですね。
自分も一人暮らしを始めるために引っ越すタイミングで、手放すことができました。
手放してみるとわかりますよ。
別に必要なものではなかった、と。
こう思えるようになれば、あなたも十分ミニマリストを名乗れますよ。
まとめ:早速捨てましょう!
今回紹介したものを捨てるだけでも、かなりのモノを減らせると思います。
ものを捨てると、気分が軽くなるし、空間も広くなるし、メリットばかりです。
ものを捨てるメリットを知れば、自然と捨てられるようになると思いますよ。
そして簡単に捨てられるようになれば、あなたも立派なミニマリストです。
ここで紹介したもの以外にも、まだまだ捨てるべきものはありますが、まずは今回あげた、「ゴミ・書類・本」までは最低限処分しましょう。
そしたら次は、「趣味のもの」「思い出のもの」「家具」に着手してもいいと思います。
どんどん捨ててミニマリストになりましょう。