電車ってなんであんなに眠くなるんですかね?
この冬の季節だと暖房もかかってるし、人も多くて熱気もすごいし、イスは暖かいし、心地良く揺れるし。。。
眠るための設備が完備されてますよね(笑)
ついつい寝てしまうものです。
ただ気持ちよく寝てしまったとしても、実は睡眠の質という視点から見るとこれは悪影響になってしまうんです。
今回は電車での居眠りについて書こうと思います。
眠気について
はじめに昼寝や居眠りについて、軽く知っておくべきことを解説しておこうと思います。
まず人間には、睡眠覚醒リズムというものがあります。
別にこんな小難しい言葉は覚えなくて大丈夫ですよ。
簡単に言うと、人間は起きてから、8時間後と22時間後に眠くなるというリズムをもっているんですね。
7時に起きる人の場合、
8時間後:15時
22時間後:4時
になりますね。
22時間後はあまり気にしなくていいですが、8時間後、この場合15時ですね。
確かに眠くなる時間帯ですよね。
これは別に仕事がつまらないから眠くなっちゃうわけじゃなくて、人間がもとから持っているリズムなわけですね。
これによって居眠りをするわけです^^
あと基本皆さんは、眠くなったら昼寝をするというスタンスで寝ていると思います。
それも別に悪いことではありませんが、ワンランク上の昼寝をしたいのであれば、逆算して昼寝をするのです。
8時間後に眠くなるとわかっているのであれば、7時起きの人は眠くなるのが15時でしたね。(人によって個人差はあると思います)
つまり15時になる前に昼寝をしておくのです。眠くなる前に眠っておくということですね。
これによって眠気に襲われることなく午後を快適に乗り切ることが出来ます。
ぜひ試してみてください^^
全然この時間の昼寝・居眠りは良いことで、午後の眠気を消すためにはとても有効なことです。
計画的にやればなおさら良い効果を得られるでしょう。
昼寝でやってはいけないこと
では昼寝でやってはいけないことは何か?
それはガッツリ寝てしまうことです。
ちなみに理想的な昼寝の時間は5分~30分と言われています。
ここで言うガッツリ寝るというのは時間にすると30分以上の睡眠になります。
なぜ寝すぎるとダメなのか?
それは仮眠ではなく(深い)ただの睡眠になってしまうからです。
昼寝で2時間寝てしまうとそれはもう夜にする睡眠とほぼ同じものです。
これをすると何が起きるか?
夜の睡眠に悪影響を与えてしまうんですね。
なかなか寝れなかったり、寝れても浅い睡眠になってしまいます。
なので極力昼寝は短い時間で済ますのが良いことです。
よく自分も昔は2時間も昼寝してましたけど、あれが夜の睡眠の質を下げていたんだなと、今では思います><
眠ってはいけない時間帯とは
気をつけるべきなのは、夕方以降の眠気です。
実は夕方以降に居眠りなどをしてしまうと、夜の睡眠に悪影響を与えてしまいます。
それはなぜか?
夜の睡眠で使うはずのエネルギーを使ってしまうからです。
先ほどのガッツリ寝てしまう昼寝と同じようなものです。
仕事帰りの電車はちょうど夕方ですよね。
この時間はとてもきついですが、我慢しましょう。
昼寝を戦略的にとって、夕方眠くならないように工夫をするのが賢いやり方ではないかと思います。
シーン別・居眠り対策

電車での睡眠
先ほども言ったとおり、電車は眠るためのスペースかと思うほどに強烈な眠気を発生させてくれます。
電車での居眠りは良いことか?悪いことか?
先ほども解説したように、
昼間まではOK
夕方以降、夜はNG
ということになりますね。
対策としては、電車では座らずに立ったまま我慢するとか音楽を聞くとかガムを噛むとかしてなんとか乗り切るのが良いと思います。
会社・学校での睡眠
会社や学校で一番眠いのは昼食後の午後だと思います。
会社や学校などでの居眠り対策は、食後などに軽い昼寝をすることですね。
机などで寝るのもいいですし、図書館など寝てもあまり迷惑をかけない場所で軽く寝ることが一番の対策ではないかと思います。
家での睡眠
休みの日なんかは家で昼寝することも多いかもしれません。
家で昼寝をするときの注意としては、やはり布団で寝ないことです。
ふとんに入るとついついガッツリ深く寝てしまいがちですし、長い時間寝てしまう原因にもなります。
これでは夜の睡眠に悪影響です。
対策としては、家でも机で寝るとか、ふとんではなく硬い床で寝るというのもありです。
あくまで軽く寝ることを意識して寝てみると効果的な睡眠を取れると思います。
おわりに
いかがでしたか?
居眠りは、睡眠を怠っている証拠とも言われます。
普段からする睡眠全てに注意してみると、意外と簡単に眠気は消すことが出来ます。
何から始めたらいいか分からなくなったら、まずは「夕方以降は寝ない」ことを意識してみてください。
これだけでもだいぶ違ってくると思います。
「これならできそう!」というものからぜひ、始めてみてください。
皆さんの居眠りを消すことが出来たら幸いです。