コーヒーって夜に飲んじゃいけないの?
夕飯の後に飲むのが楽しみだったんだけど><
結論から言うと、飲まないほうが良いです。
なぜなら睡眠の質を下げるから。
ただ飲み方を少し気をつけるだけでも、睡眠への悪影響を減らすこともできます。
今回は、コーヒーを夜に飲まない方がいい理由を解説しますね。
コーヒーには「カフェイン」が入っている
まずは、カフェインの効果について知っておきましょう。
カフェインの主な作用は、中枢神経を興奮させることによる覚醒作用および強心作用、脂肪酸増加作用による呼吸量と熱発生作用による皮下脂肪燃焼効果、脳細動脈収縮作用、利尿作用などである。医薬品にも使われ、眠気、倦怠感に効果があるが、副作用として不眠、めまいなどの症状が現れることもある。カフェイン、ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典
カフェインには、こういった効果があります。
なかでも睡眠に悪影響を与える作用として、
・覚醒作用
・利尿作用
がありますね。
この2つの作用は、よく知られていると思いますし、あなたも経験があると思います。
・仕事の眠気覚ましにコーヒーを飲む
・コーヒー飲んでるとよくトイレに行きたくなる
学生の頃なら、徹夜で勉強するために飲んだりした人も多いと思います^^
あれは「覚醒作用」を利用するために、飲んでいるんですね。
ではこの2つの作用が、睡眠にどのように影響するか見ていきましょう。
「覚醒作用」の悪影響
「覚醒」というのは、「睡眠」と全く逆の状態です。
覚醒しているのに睡眠するのは不可能です。
当たり前ですよね?
でもこのような状態で、寝ようとしている人は多いんですよ。
こんな状態で、質の良い睡眠ができるわけないことが、イメージで分かると思います。
この覚醒作用が効いている状態で、睡眠に入ることはできるだけ避けることが重要です。
「利尿作用」の悪影響
利尿作用が効くということは、トイレに行きたくなりやすいということです。
ということは、寝ている最中にトイレに行くことに繋がります
夜中に起きることは、睡眠にはよくありません。
理想は、1回も目を覚まさず起きることですから。
1回も目を覚まさずに寝られると、嬉しいくらいスッキリ起きられたという経験があると思います。
夜中に目を覚ますリスクを減らすためにも、この作用もないほうが良いんですね。
そもそも分解しないといけない
そもそもカフェインは、「分解」するためにかなりの時間がかかります。
成人男性で、飲んだ後「4~8時間」でやっと、血中のカフェインが半分になるそうです。
このへんは個人差がかなりあるそうですが、最低でも4時間くらいかかるんです。
となると24時に寝る人なら、20時に飲んでやっと半分の状態で眠りにつけます。
カフェインの分解能力が弱い人なら、20時に飲んだらほとんどカフェインが分解できない状態で眠りにつくことになります。
これでは睡眠の質が下がって当然ですね。
悪影響を最小限に抑えるためには、どうすればいいの?
時間を決める
飲んで良い時間に、リミットを決めることですね。
先ほど、最大で分解に8時間くらいかかるとお伝えしました。
この時間から逆算して見るんです。
24時に寝る人なら、8時間前、つまり16時になりますね。
16時までは飲んでいいけど、それ以降はコーヒーを飲まないと決めるんです。
これだけでも、睡眠への悪影響を抑えることが可能です。
徹底する人なら、午後は飲まないと決めることも有効です。
一番確実ですし、わかりやすいですね。
カフェインレスコーヒーに変える
これが一番のおすすめなんですが、カフェインレスコーヒーに変えることです。
カフェインレスコーヒーとは何かと言うと、カフェインがほとんど入っていないコーヒーのことです。
最近は、カフェのメニューにも置いてあることが多くなりました。
カフェインが入っていないので、カフェインの作用を気にする必要もありません。
そんな都合のいい商品があるの?
と思うかもしれませんが、もちろんデメリットがあります。
普通のカフェインの入ったコーヒーと比べて、香りや味が多少変わることです
とはいっても、よほどのコーヒーマニアでない限り多分気付かないと思います笑
自分も「何が違うの?」という感じです^^
一回試しに飲んでみると良いですよ。
自分も夜にコーヒーを飲みたくなったときは、カフェインレスコーヒーを飲むようにしています。
これが一番楽だし、おすすめですね。
まとめ
コーヒーの飲み方を変えるだけでも、睡眠の質は上がります。
自分自身、夜にカフェでコーヒーを飲んだことで、次の日の朝ものすごくだるくなったことがたくさんあります。
今は夜にカフェインの入ったコーヒーを飲むことをやめてから、だいぶ睡眠の質が改善されています。
あなたもこの機会にぜひ、飲み方を変えてみてください。
目覚めがスッキリしますよ^ー^