生き方

7つの習慣・第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」

 

ここでいう「終わり」とは、「ひとつの目標」のことです。

ブログで稼げるようになりたいのであれば、「ブログで稼げるようになる」という「終わり」ですね。

 

目標を設定することは当たり前かもしれませんが、もしこれがなくなると、ものすごい遠回りをしたり、無意味な行動をしたりと、なにかとデメリットが多くなります。

 

今回は、第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」を、ブログで稼ぐことを例として解説していきます。

 

第2の習慣・終わりを思い描くことから始める

 

コヴィー博士いわく、

終わりを思い描くことから始めるというのは、・・・日々の生活でさまざまな役割を果たすときに、自分の価値観を明確にし、方向をはっきりと定めて行動することである。・・・そうすれば・・・ほんとうの意味で主体的で価値観に沿った人間になれるのである。

要は、「目標に沿った行動を取るようにしましょう」、ということですね。

 

 

終わりを思い描くとは、目標を設定するということです。

 

さらにコヴィー博士いわく、「すべてのものは2度つくられる」そうです。

「知的創造」「物的創造」です。

 

例を出してみますね。

★家を作る場合

まずは頭の中で完成をイメージして設計図を作ります。

これが「知的創造」です。

 

そしてその後に、実際に工事をして作ります。

これが「物的創造」です。

 

人生にも同じことが言えます

人生の方向性をイメージして設計図を作る(知的創造)

設計図をもとに毎日を生きる、行動する(物的創造)

 

目標という設計図があるから、毎日のとるべき行動が見えてくるんですね。

設計図がないと、無意味な行動をとってしまいますからね。

 

「終わり」とは「目標」のこと

 

さらに言うと「目標を明確化しましょう」ということ。

「ブログで月100万稼げるようになる」という目標があるから、100万稼ぐための方法を勉強したり試行錯誤したりしますよね。

 

ではこの目標が、もっと曖昧だったらどうでしょう?

 

例えば、ブログで稼げるようになりたいと漠然と思っていたとします。

稼ぐと言ってもいくらなのか、とても漠然としています。

月1万なのか?

月5万なのか?

月20万なのか?

月100万なのか?

金額によって何を勉強すべきかも変わってきます。

目標が曖昧だと、やるべきこととやらなくていいことの区別が出来なくなります。

 

月1万円なら、片手間で気長に半年もやれば実現可能でしょう。

でも月100万円だったらそうはいきません。

月1万円とは、比べ物にならないくらいの作業量が必要になってくるでしょう。

 

やるべきことが全く変わってきますよね。

 

目標を明確化することで、取るべき行動が見えてきます。

これが目標を明確化する理由ですね。

 

目標を先に立てる重要性

 

ブログで稼ぐという目標であれば、具体的に「月○万円稼ぐ」という具体的目標をたてることが大切です。

 

ではもし、目標をたてることをおろそかにしたらどうなるか?

目標を達成するための行動よりも、マネジメント(管理)ばかりに目が行ってしまうんですね。

 

どういうことかというと、ブログを書くために仕事が終わってから、

「家に帰って1時間は作業できるな」

「今日は寄り道せずに帰ってブログを書こう

みたいな、「行動の管理」に走ってしまうんですね。

 

もちろんこれらは必要なことです。

ただ順番を間違えています。

 

目標から行動を逆算すべきなのに、目標無しで行動しようとしています。

これではいつまでたっても、目標にたどり着けません。

「ただブログを書いているだけ」の状態になってしまいます。

 

目標は、月○万円稼ぐことですよね?

目標が先です。

 

月○万円稼ぎたいから、ブログを毎日更新するんです。

ただブログを毎日更新したいわけではないんです。

 

○目標 → 管理(マネジメント)

✕管理(マネジメント)優先

 

順番を間違えないようにしましょう。

目標ありきの行動です。

 

まとめ:目標から行動を逆算しよう

 

終わりを思い描くとは、目標を明確化することともいえます。

目標がはっきりしていない状態でとる行動は、ほぼ無意味です。時間の無駄になりかねません。

 

目標をはっきりさせた上で、そこから何をすべきか逆算しましょう。

そうすることで、寄り道をせずに目標に一直線に向かうことが出来ます。

 

もし今まではっきりとした目標がなかったら、今すぐにでも決めてしまいましょう。

そこからが真のスタートですよ。