ここでいう「終わり」とは、「ひとつの目標」のことです。
ブログで稼げるようになりたいのであれば、「ブログで稼げるようになる」という「終わり」ですね。
目標を設定することは当たり前かもしれませんが、もしこれがなくなると、ものすごい遠回りをしたり、無意味な行動をしたりと、なにかとデメリットが多くなります。
今回は、第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」を、ブログで稼ぐことを例として解説していきます。
第2の習慣・終わりを思い描くことから始める
コヴィー博士いわく、
終わりを思い描くことから始めるというのは、・・・日々の生活でさまざまな役割を果たすときに、自分の価値観を明確にし、方向をはっきりと定めて行動することである。・・・そうすれば・・・ほんとうの意味で主体的で価値観に沿った人間になれるのである。
要は、「目標に沿った行動を取るようにしましょう」、ということですね。
終わりを思い描くとは、目標を設定するということです。
さらにコヴィー博士いわく、「すべてのものは2度つくられる」そうです。
「知的創造」と「物的創造」です。
例を出してみますね。
★家を作る場合
まずは頭の中で完成をイメージして設計図を作ります。
これが「知的創造」です。
そしてその後に、実際に工事をして作ります。
これが「物的創造」です。
人生にも同じことが言えます
。
人生の方向性をイメージして設計図を作る(知的創造)
設計図をもとに毎日を生きる、行動する(物的創造)
目標という設計図があるから、毎日のとるべき行動が見えてくるんですね。
設計図がないと、無意味な行動をとってしまいますからね。
「終わり」とは「目標」のこと
さらに言うと「目標を明確化しましょう」ということ。
「ブログで月100万稼げるようになる」という目標があるから、100万稼ぐための方法を勉強したり試行錯誤したりしますよね。
ではこの目標が、もっと曖昧だったらどうでしょう?
例えば、ブログで稼げるようになりたいと漠然と思っていたとします。
稼ぐと言ってもいくらなのか、とても漠然としています。
月1万なのか?
月5万なのか?
月20万なのか?
月100万なのか?
金額によって何を勉強すべきかも変わってきます。
目標が曖昧だと、やるべきこととやらなくていいことの区別が出来なくなります。
月1万円なら、片手間で気長に半年もやれば実現可能でしょう。
でも月100万円だったらそうはいきません。
月1万円とは、比べ物にならないくらいの作業量が必要になってくるでしょう。
やるべきことが全く変わってきますよね。
目標を明確化することで、取るべき行動が見えてきます。
これが目標を明確化する理由ですね。
目標を先に立てる重要性
ブログで稼ぐという目標であれば、具体的に「月○万円稼ぐ」という具体的目標をたてることが大切です。
ではもし、目標をたてることをおろそかにしたらどうなるか?
目標を達成するための行動よりも、マネジメント(管理)ばかりに目が行ってしまうんですね。
どういうことかというと、ブログを書くために仕事が終わってから、
「家に帰って1時間は作業できるな」
「今日は寄り道せずに帰ってブログを書こう」
みたいな、「行動の管理」に走ってしまうんですね。
もちろんこれらは必要なことです。
ただ順番を間違えています。
目標から行動を逆算すべきなのに、目標無しで行動しようとしています。
これではいつまでたっても、目標にたどり着けません。
「ただブログを書いているだけ」の状態になってしまいます。
目標は、月○万円稼ぐことですよね?
目標が先です。
月○万円稼ぎたいから、ブログを毎日更新するんです。
ただブログを毎日更新したいわけではないんです。
○目標 → 管理(マネジメント)
✕管理(マネジメント)優先
順番を間違えないようにしましょう。
目標ありきの行動です。
まとめ:目標から行動を逆算しよう
終わりを思い描くとは、目標を明確化することともいえます。
目標がはっきりしていない状態でとる行動は、ほぼ無意味です。時間の無駄になりかねません。
目標をはっきりさせた上で、そこから何をすべきか逆算しましょう。
そうすることで、寄り道をせずに目標に一直線に向かうことが出来ます。
もし今まではっきりとした目標がなかったら、今すぐにでも決めてしまいましょう。
そこからが真のスタートですよ。