7つの習慣を読んでみたけど、
インサイド・アウトについてもう少し知りたいな。
7つの習慣とは?
7つの習慣は、スティーヴン・R・コヴィー博士が開発した成功哲学です。
今では約40カ国ほどの言語で翻訳され、世界的なベストセラーにもなっています。
なぜこれほどまでに人気が高いのか?
とりあえず7つの習慣を紹介しますね。
第1の習慣:主体的である
第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
第3の習慣:最優先事項を優先する
第4の習慣:Win-Winを考える
第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣:シナジーを創り出す
第7の習慣:刃を研ぐ
これが7つの習慣です。
そんなに難しいことは言っていないと思います。
だけど実践するのは、なかなか難しいもんなんですよ。
そしてこれら7つを理解する前に、持っておくべき【前提の考え方】というものがあります。コヴィー博士が重要視していた前提です。
それが今回解説する「インサイド・アウト」になります。
7つの習慣の前提「インサイド・アウト」
人は基本的に、「自分が見たいように」物事を見ています。
これをまず認識することが大切です。
「色眼鏡をかけている」なんて表現されますが、実際そうですよね。
だれでも自分の考えを持っていますし、経験があります。その考えや経験と照らし合わせて自分の意見や答えを出しています。
ものの見方を「パラダイム」と呼びますが、人はみんな自分のパラダイムを持っていいることになります。
このパラダイムが良いものなのか悪いものなのかを知ることが大切です。
ここで重要になってくるのが「インサイド・アウト」というパラダイムです。
「インサイド・アウト」とは何か?
直訳すれば「内側から外」ですよね。
どういう意味かというと、
自分から外へ
つまり
自分から変わって周りに働きかける
ということになります。
逆に、
全ては相手が間違っている・他人のせい・社会のせい、
こんな風にすべての原因は外にあるから外が変わるべきだと考え方は、
「アウトサイド・イン」の考え方になります。
外側から中(自分)ですね。
比べててどちらがより良い結果を引き寄せられるかといえば、当然「インサイド・アウト」ですよね。
でもすぐに外側(アウトサイド)に原因を求めている人はものすごく多く感じます。
「あいつが悪い」
「親のせいだ」
「クソ上司のせいだ」
「不景気のせいだ」
こんな風に外側ばかりのせいにしている人は、成長できませんよね。自分から変わる気がないんですから。
自分が経験した事例
会社で先輩に怒られたときのことです。
自分のミスが原因だったので明らかに自分が悪いです。
でも先輩が少しキツイ言い方をしてきました。
すぐに人のせいにする(アウトサイド・インの)人なら、
「んだよ、このくらいのミスであそこまで言いやがって」
と逆ギレ気味に文句を言ってしまうことでしょう。
ただ「インサイド・アウト」の考え方を持った自分は、
「自分のことを心配してくれてるんだな。ありがたいことじゃないか!」
と気持ちを切り替えることが出来ました。
これが出来るようになると怒られてもすぐに気持ちを切り替えることが出来るようになりますし、落ち込んだとしても立ち直りが早くなります。
ブログに当てはめると
ブログを書くことにあてはめてみます。
ブログが書けなくて困っているとしましょう。
このとき「アウトサイド・イン」の考え方の人は、
「仕事が忙しくて書けない」
「あのムカつく先輩のせいでイライラしてるから書けない」
「副業をやらなきゃいけないのは不景気のせいだ」
こんな風に「誰かが悪い」ということしか言えません。
この考えでは、「仕事がめちゃくちゃ楽になって」「周りの先輩はめちゃくちゃ優しくてストレスフリーな人間関係になって」「好景気でお金がたくさんある状態」じゃないとブログは書けません笑
そんなものが勝手に実現するわけありません^^;
ここは視点を変えましょう。
「インサイド・アウト」で考えれば、
忙しい → 時間は作るもの。忙しくてもせめて30分はひねり出そう!
先輩がストレス → 自分が勝手にムカついているだけかも。怒りやすい星人として接しようw
お金がない → 普通に生活できているし、これはこれで幸せな状態なのかも
こんな風にパラダイム・シフト(見方を変える)をすることが可能です。
全然違ってきますよね。
行動できる人というのは、視点を変えることが出来るからそうなれるのかもしれません。
いつも自分から変わろう!
「常に変わるべきは自分」
これを意識しましょう。
コレが出来れば不要に相手にイラつくこともなくなりますし、成長できます。
ブログに限らず、私生活、仕事でも応用可能です。
極めれば人に腹が立つなんてことはなくなるかもしれません。
もしもっと深く学びたい方は本を読んでみてください。
おすすめは、「まんがでわかるシリーズ」の7つの習慣です。
内容といい、絵といい、最高のクオリティだと思ってます。
まんがシリーズって、結構絵が雑で文字だらけになりがちですが、この本はどちらもいいバランスというかとても読みやすくなっています。
超おすすめの一冊です^^
この本を読んで、さらにスマートな対応ができる大人になりたいものですね。
ブログもインサイド・アウトで常に自分から変わる意識で実践すれば結果も早くついてくるかもしれませんね^^